Concert Information



日時:2013年3月2日(土) 14:00開演 (13:00開場)

場所:京都府立府民ホール’アルティ’




演奏曲目

Debussy
ヴァイオリンソナタ
Faure
私たちの愛 Op.23-2
秘め事 Op.23-8  他
Debussy
忘れられた小唄  他
Chausson
終わりなき歌 Op.37
Faure
ピアノ五重奏曲 第2番 ハ短調 Op.115

Sound Prism vol. 11

〜 林田明子と森 悠子presents長岡京室内アンサンブルメンバーとともに 〜

林田明子 - Akiko Hayashida (Soprano) -


京都市立堀川高校音楽科(現・京都市立音楽高校)卒業。京都市立芸術大学音楽学部卒業。同大学大学院音楽研究科修了。大学院賞受賞。在学中、同大学院より派遣留学生として奨学金を得て、ドイツ国立ブレーメン芸術大学へ短期留学。ウィーン国立音楽大学リート・オラトリオ科、並びにオペラ科卒業。
日本シューベルト協会、Accademia di Montegral、日本声楽アカデミー会員。
京都出身、ウィーン在住。日本、欧州各地でのリサイタルを活動の中心に置く傍ら、音楽祭などでのオペラ公演、国内外のオーケストラ、古楽器アンサンブルとの演奏会、宗教曲のソプラノソロなどにも多く出演している。1995年以来、日本、欧州各地で開いたリサイタルは50回以上にのぼるが、2004年2月ドイツ・ブレーメンでのラジオブレーメン共催リサイタルの模様はラジオ放送された。さらに同年5月にはスペインのサンクタ・クリスティーナ室内楽フェスティヴァル、ならびにバルセロナのシューベルティアーデ演奏会シリーズに招待されリサイタルを行う。その発音の明瞭さ、力みのないリリックな美声と情感豊かな表現力には定評がある。宗教曲の分野でも日本、ドイツ、オーストリア、チリ、グルジアの各地で演奏しているが、2000年9月にシュトゥットガルトで開催されたヨーロッパ国際音楽祭終了演奏会では、ヘルムート・リリング指揮のもと、バッハ「マタイ受難曲」を歌い、現地の新聞批評でも絶賛された。また、オペラでは、第7回ヤナーチェク国際音楽祭、並びにオストラヴァ国立歌劇場にて、ヤナーチェク「ロマンスの始まり」のポルシュカ役でチェコデビューし、その後も同オペラ劇場で、プッチーニ「トゥーランドット」のリウを客演している。2001年、ドイツ・ラインスベルク城室内オペラでは、500名の応募者の中から選ばれ、オペラコラージュ「果てしなきオルフェウスの歌」に出演し、"完成されたリリックソプラノ"として好評を得た。チロル音楽祭Erlではグスタフ・クーン指揮、ワーグナー「ラインの黄金」「神々の黄昏」のヴォークリンデ役で2002年より2007年まで連続出演し、特にその声の美しさと演技の優雅さが新聞批評でも高く評価された。また、(財)相模原市民文化財団主催「オペラ実験工房」シリーズに2003年より現在に至るまで連続出演し、グルック「オルフェオとエウリディーチェ」のエウリディーチェを始め、ヴェルディ「リゴレット」のジルダ、モーツァルト「イドメネオ」のイリアなどの役を歌ったが、2008年にはドニゼッティ「ランメルモールのルチア」のタイトルロールを歌い、好評を博す。NHK‐FM「名曲リサイタル」出演。

第24回京都府文化賞奨励賞受賞。2007年度音楽クリティッククラブ奨励賞受賞。2001年度青山音楽賞受賞。第10回ブラームス国際コンクール声楽部門第2位(2003年8月)。第55回ジュネーヴ国際音楽コンクール声楽部門第2位(2000年12月)。パオラ・サロモン・リントベルク歌曲コンクール(1999年ベルリン)第3位(1位なし)。
藤田日出男、藤花優子,故林浅子、三井ツヤ子、ワルター・モーア、アデーレ・ハース、レト・ニックラー、イヴァン・パリックの各氏に師事。また、マイスターコースにて、故ハンス・ホッター、ユディット・ベックマン、故ワルター・ベリー、アーウィン・ゲージ、ヴォルフラム・リーガー、イングリット・フィグーアの各氏より指導を受ける。

高木和弘 - Kazuhiro Takagi (Violin) -


大阪に生まれる。これまでに和波孝禧、森悠子、エドワード・ウルフソン、エドワード・シュミーダーの各氏に師事。
6歳よりバイオリンを始め、国内で数々のコンクールに優勝及び入賞を果たし、大阪で最も古い歴史と伝統を誇る大阪府立北野高等学校を卒業後渡仏。リヨン高等音楽院に学び、1994年に首席で卒業。
1995年渡米し南メソディスト大学に学ぶ。その後も2000年より文化庁派遣芸術家在外研修員としてシカゴのルーズベルト大学に在学。
主な賞歴としては1997年度ブリュッセルで行われたエリザベート王妃国際コンクール入賞、1998年ジュネーヴ国際コンクール第3位(1位なし)、2001年アメリカ・インディアナ州で行われたフィショッフ室内楽コンクールにてユーシア弦楽四重奏団の第一バイオリン奏者として第一位などが挙げられる。
国内では、2005年度文化庁芸術祭新人賞、大阪文化祭賞大賞受賞、2007年度第19回ミュージック・ペンクラブ音楽賞オーディオ部門録音作品賞を受賞と、その芸術家としての認知と評価も非常に高い。
近年は音楽のジャンルの壁を飛び越えての活動もめざましく、DJ YOKU率いるクラブ系サルソウルオーケストラ、A Hundred Birdsのバイオリン奏者として、またヒップホップの キーボーディスト、タケウチカズタケ氏とのユニットtokyo.pandaのバイオリンとしてもシーンを沸かせている。FUKUOKA LOVE & COLLECTIONやBANANA REPUBLIQUEのショー等、ファッション ショーでの出演も数多い。
国内外のオーケストラとのソリストとしてもこれまで大阪フィルハーモニー、大阪交響楽団、関西フィルハーモニー、日本センチュリー交響楽団、東京交響楽団、ベトナム国立響、ヴュルテンベルグ・フィルハーモニーなどとの共演も多数ある。
コンサートマスターとしてもダニエル・バレンボイム率いるシヴィック・オーケストラ・オブ・シカゴのコンサートマスター、ドイツのヴュルテンベルグ・フィルハーモニーの首席コンサートマスターを経て、現在は国内の様々なオーケストラから多くの出演の依頼がある。 室内合奏の分野においても恩師森悠子女史率いる長岡京室内アンサンブルでの経験を活かし、リリス・チェンバー・オーケストラのリーダーとしても活動を展開中である。
近年、日本で最高権威を誇る日本音楽コンクールの審査員としても度々招かれている。

現在、東京交響楽団コンサートマスター、山形交響楽団特別首席コンサートマスター、長岡京室内アンサンブルメンバー、いずみシンフォニエッタ大阪メンバー、リリス・チェンバー・オーケストラのリーダー、A Hundred Birds、 tokyo.pandaのバイオリニストとして演奏活動を展開中。

公式ホームページURL  http://www.kazuhirotakagi.com

南條聖子 -Shoko Nanjo (Violin) -


5歳よりヴァイオリンを始める。 京都市立堀川高等学校音楽科を経て、京都市立芸術大学音楽学部を卒業。

大学在学中より、霧島国際音楽祭など 日本各地での講習会に参加する。 2009年、京都フランス音楽アカデミー受講の際、関西日仏学館と パリ・シャンゼリゼ管弦楽団の共同奨学金を得て、 フランス・サント古楽フェスティバルに、オーケストラのメンバーとして出演。2010年、くらしき作陽大学のオーケストラクラスに研修生として参加する。
また 2010年4月から2011年7月まで、長岡京室内アンサンブル音楽監督の森 悠子氏 主宰キャパシティ ビルディングinくらしきを受講し、演奏・指導者としての研鑽を積む。

2011年10 月より、ここから村チェンバーオーケストラに所属。





安積宜輝 - Nobuteru Azumi (Viola) -


武蔵野音楽大学音楽学部ヴァイオリン専攻卒業。武蔵野音楽大学千葉県支部新人演奏会に出演。
卒業後ヴィオラに転向し、1994年フランスに留学。
パリ市立音楽院ヴィオラ科を首席にて卒業。パリ・エコール・ノルマル音楽院ヴィオラ科の高等教育資格課程と高等演奏資格課程、及び室内楽科の高等演奏資格課程を首席にて取得。
パリ12区音楽院ヴィオラ科、及び室内学科を首席にて卒業。
在仏中、コンセール・ラムルー管弦楽団にヴィオラ奏者として在籍(2001年〜2005年)。
U.F.A.M国際コンクール室内楽の部(ヴィオラとピアノ)にて第1位入賞。
京都フランス音楽アカデミー、PMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル)などに参加。
2003年〜2006年の「佐渡 裕とスーパーキッズ・オーケストラ」の講師を務める。
帰国後、兵庫芸術文化センター管弦楽団ヴィオラ奏者として在籍し(2005年〜2008年)、現在はオーケストラへ客演奏者としての活動ほか、日本各地にて、ソロ、室内楽での演奏活動、後進の指導にあたる。
アーム アンサンブル(Ames ensemble)主宰。定期的に、誰にでも親しみやすい演奏会を企画し活動している。
これまでにヴァイオリンを富川 歓、根津 昭義、マルグリット・フランス、ヴィオラをマルグリット・フランス、ニコラ・カルル、ダビア・バンデ−ル、タッソ・アダモプロッソ、テオドール・コモン、室内楽を磯良男、故ウルリッヒ・コッホ、ジュヌビエーブ・マルティニー、故ジャン=ピエール・サブレの各氏に師事。


野村朋亨 - Tomoyuki Nomura (Chelo) -


5歳より才能教育研究会でチェロを学び、7歳から15歳までの間、計8回海外派遣演奏団のソリストとして、フィラデルフィアやニューヨークカーネギーホール等各地で演奏する。77年17歳よりフランス国立パリ高等音楽院に留学、アンドレ・ナヴァラの薫陶を受ける。チェロ科,室内学科を共にプルミエール・プリを得て81年卒業。 在学中ニース夏期国際音楽アカデミー、クラーゲンフルト音楽アカデミーで講習を受け、またラジオフランスにて演奏する。 卒業後はブーレーズ率いるアンサンブル・アンテル・コンタンポランへの参加を強く勧められたが、父の急病で断念し81年帰国。帰国後93年まで才能教育研究会チェロ教室で指導に務める。93年以降、本格的に演奏活動を開始。恩師譲りの優雅で力強く情熱的な演奏には定評があり、これまでにハイドン、ラロ、シューマン、サン=サーンス、ドヴォルザーク等の協奏曲を演奏の他、国内各地でのリサイタルも数多く、また室内楽でも活躍。最近はオーケストラの首席客演も多数つとめるなど幅広く演奏活動を展開し、各々好評を得ている。チェロをアンドレ・ナヴァラ、フィリップ・ミュレー、マダム=ニコル・デノー、ルドルフ・マンダルカ、佐藤良雄、野村武二の各氏に、室内楽をジャック・パレナン、ジェラール・ジャリ、イヴォンヌ・ロリオの各氏に、 他にウィリアム・プリムローズ、鈴木鎮一の各氏に演奏法を師事。現在、大阪交響楽団特別首席。


    










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